2025/12/05
設備・メンテナンス職とは?仕事内容・資格・キャリア・向いている人を徹底解説|生活と事業を支える縁の下の力持ち
はじめに
こんにちは、イーチキャリアです。
この記事では「設備・メンテナンス職」という、建物や機械を安全・快適に保ち、生活や事業を支える縁の下の力持ちの仕事を紹介します。未経験からでも始められる仕事内容、1日の流れ、必要スキル、資格やキャリアの広がりまで整理し、設備・メンテナンス職の“本当のやりがい”を解説します。
設備・メンテナンス職ってどんな仕事?
設備・メンテナンス職は、建物や機械のトラブルを未然に防ぎ、故障時には迅速に修理対応する仕事です。直接「ありがとう」と言われる場面は少ないかもしれませんが、生活や事業を支える非常にやりがいのある職種です。
主な業務
-
建物・施設の設備点検・保守(空調、給排水、電気、消防設備など)
-
機械や生産設備のメンテナンス・修理
-
故障対応・トラブルシューティング
-
設備の更新・改善・改修提案
-
記録作成・報告書作成・関係者への報告
どんな職場がある?
設備・メンテナンス職は、働く場所によって業務内容や環境が異なります。
-
オフィスビル・商業施設:空調や照明、給排水設備の管理
-
工場・製造現場:生産設備や機械の保守・メンテナンス
-
公共施設・インフラ設備:水道、電気、通信設備などの管理
-
病院・福祉施設:医療機器や建物設備の点検・保守
-
設備工事会社・施工会社:新規設備の設置・改修工事
1日のリアルな働き方(例:ビル設備管理)
-
朝:巡回点検・設備チェック
-
午前:軽微な故障対応・清掃や消耗品交換
-
昼:修理作業・業者との打ち合わせ
-
午後:点検記録作成・定期メンテナンス作業
-
夕方:翌日の作業準備・チームミーティング
トラブルが発生すると臨機応変に対応する必要がありますが、段取りや知識が身につくほど効率的に動けるようになります。
必要なスキル・知識
-
機械・電気・空調・配管などの基礎知識
-
トラブル対応力・判断力
-
コミュニケーション力(社内外との連携)
-
記録・報告の正確性
-
体力・安全意識
役立つ資格・勉強法
| 資格名 | 特徴 |
|---|---|
| 電気工事士(第二種/第一種) | 電気設備の保守・修理に必須の資格 |
| 管工事施工管理技士 | 配管や管設備工事の管理能力を習得 |
| 建築設備士/設備管理技術者 | 建物全体の設備管理の専門知識 |
| ボイラー技士・消防設備士 | 安全管理に役立つ |
| CAD・機械設計の知識 | 設備の設計・改修提案に活かせる |
実務を通じて資格取得を目指す人も多くいます。
キャリアの広がり
-
現場スタッフ → 現場責任者・リーダー
-
現場管理 → 工場設備管理・ビル管理責任者
-
施工・工事会社 → プロジェクトマネージャー・施工管理
-
本社勤務 → 技術開発・教育担当・管理職
年収・キャリア例
| 経験年数 | 年収の目安 | コメント |
|---|---|---|
| 1年目 | 280~350万円 | 未経験でもスタート可能 |
| 3~5年目 | 350~450万円 | 技術習得と資格取得で給与アップ |
| 5~10年目 | 450~600万円 | 現場責任者・管理職でさらに収入UP |
| 10年以上 | 600万円~ | 管理職・プロジェクトマネージャー・設備コンサルとして高収入 |
向いている人
-
機械や設備に興味がある
-
臨機応変に対応できる
-
コツコツ作業を積み重ねられる
-
チームで協力して働ける
-
安全や正確さを大切にできる
まとめ
設備・メンテナンス職は、目立つ仕事ではないかもしれませんが、生活や事業を支える縁の下の力持ちです。
-
安全で快適な環境を作り、利用者や社員の安心を支える
-
技術や資格が着実にキャリアと収入につながる
-
現場・管理・施工・本社など多彩なキャリアパス
-
チームで協力しながら成長できる
“人々の生活や事業を安全・快適に守る”——それが設備・メンテナンス職の本当の魅力です。
業界・職種研究のおすすめ記事
-
2025/12/05
製造職とは?仕事内容・資格・キャリア・向いている人まで徹底解説|ものづくりで社会を支える仕事
-
2024/12/24
未来の働き方:時短勤務の可能性と展望
-
2025/03/13
派遣事務 vs 正社員事務|働き方の違いとメリット・デメリット
-
2025/03/13
未経験事務でもプライベート充実!残業少ない職場の見つけ方
