2025/08/10
実は見てます。履歴書でわかる「やる気の差」 - 資格欄や書式編 -
こんにちは、イーチキャリアの松浦です。
前回書いたコラム「実は見てます。履歴書でわかる「やる気の差」 - 志望動機編 -」では、やる気が伝わらない履歴書について志望動機を中心に具体的に解説させて頂きました。
今日は、意外と多い“やる気がないように見えてしまう”書類の特徴についてお話しします。
ポイントは2つです。
- 空欄や「特になし」
- 細かい書式ミス
空欄・「特になし」は“本気度ゼロ”に見える
❌ よくあるNG例
- 資格欄 → 「特になし」
- 趣味・特技欄 → 空欄
ぱっと見ただけで、「この書類、やっつけで作ったな…」と感じられてしまいます。
実際の能力云々より、“気持ちがこもってない感”がにじみ出るんです。
✅ 伝わる書き方に変えるなら
たとえば、未経験からエンジニアを目指している場合。
資格がまだなくても、「学んでいること」や「取得予定」を書きましょう。
資格欄の例
- 普通自動車免許(AT限定)(取得年月)
- Oracle認定JavaプログラマBronze:資格取得に向けオンライン講座で勉強中
- CCNA:オンライン講座受講中、〇月受験予定
趣味・特技欄の例(悪い例)
映画鑑賞(特に邦画)/気分転換に散歩をするのが好きです
→ 業務と関係なく、印象に残らない。
趣味・特技欄の例(良い例)
Webアプリ開発の個人プロジェクトに取り組んでいます(React使用)。休日は技術書の読書やオンライン勉強会に参加しています。
学びや努力を具体的に書けば、印象は一気に変わります。
書式やミスは“雑な印象”の温床
❌ よくあるNG例
- フォントやサイズがバラバラ
- 履歴書と職務経歴書で日付が不一致
- 「御社様」などの二重敬語
- 誤字脱字
- 写真が証明写真っぽくない(背景が暗い・服装がラフ)
- 株式会社表記抜け
- 雇用形態が不明
- 離職期間があいまい(※これは別記事で詳しく話します!重要ポイント)
どれも小さいことですが、「この人、詰めが甘いな」という印象が残ります。
内容が良くても減点されるのは、本当にもったいない。
まとめ
書類で損をするのは、もったいないどころか機会損失です。
あなたの中にある“本当のやる気”は、文章だけではなかなか伝わりません。
それでも、ほんの少しの工夫と具体性で、「この人、ちゃんと考えてるな」と思わせることはできます。
「これでいいのかな…」と迷う前に、ぜひ一度見せてください。
書類のどこで損しているのか、しっかり見させていただきます。無料で履歴書をプロがチェックします!