2026/02/13
無期雇用派遣の事務は安定してる?正社員との違いと「クビにならない」理由を解説
事務職未経験から働く「無期雇用派遣」とは?基本を押さえる
「事務職に挑戦したいけれど契約社員や登録型派遣は不安」という方に検討されるのが無期雇用派遣です。『ミラエール』『マイナビキャリレーション』などのサービス名で提供されることも多く、登録型派遣より雇用が継続しやすい選択肢として注目されています。
1. 登録型派遣との違い:「3年ルール」に縛られない
一般的な登録型派遣では、同じ派遣先企業・組織での就労が最長3年(派遣法40条の2)という制限があります。一方、無期雇用派遣は派遣会社との雇用契約に「期間の定めがない」ため、派遣先が変わっても雇用自体は継続される仕組みです。
2. 給与体系の実態:月給制・賞与は会社次第
無期雇用派遣の給与体系は派遣会社によって異なり、以下のパターンが存在します。
- 月給制を採用する会社:毎月の手取りが安定(連休月でも減額なし)
- 時給制を維持する会社:登録型派遣と同様の給与体系
- 賞与・昇給:支給する会社もあるが、なし・年数百円程度の会社も一般的
「正社員並みの待遇」とは限らず、派遣会社ごとの条件確認が必須です。
事務職無期雇用派遣の「安定性」の実態
「派遣先が変わっても雇用が続く」という触れ込みですが、実際のところはどうでしょうか。
- 待機期間中の給与:次の派遣先が決まるまでの待機期間中、派遣会社から給与(基本給の一定割合など)を支給する会社が多いですが、長期化すると給与減額・配置転換・退職勧奨が行われるケースもあります。
- 解雇規制は適用される:無期雇用契約なので正社員と同様の解雇規制(労働契約法16条)が適用されます。
- 事務職特有のリスク:施工管理など専門職と異なり、事務職は人手が余りやすい職種のため、待機期間が長引きやすい傾向があります。
事務職無期雇用派遣のメリット・活用法
大手・ホワイト企業で事務経験を積める
正社員中途採用では未経験だと書類選考で落ちやすい大手企業・ホワイト企業の事務職も、派遣経由なら研修を経て参画できるチャンスがあります。実務経験を積みながら「大手企業で〇年勤務」という実績を作れます。
スキルアップしながら次のキャリアへ
Excel、電話対応、資料作成など事務スキルを給与を得ながら習得可能。数年後に一般事務の正社員転職や、簿記・医療事務など専門事務職へのステップアップも視野に入ります。
【比較表】無期雇用派遣 vs 正社員 vs 登録型派遣(事務職)
| 項目 | 無期雇用派遣 | 正社員 | 登録型派遣 |
|---|---|---|---|
| 雇用主 | 派遣会社(無期契約) | 派遣先企業 | 派遣会社(有期契約) |
| 雇用継続性 | 登録型より高い | 最も高い | 同一職場3年上限 |
| 給与体系 | 月給制or時給制 (賞与は会社による) |
月給制 (賞与一般的) |
時給制中心 |
| 待機・失業リスク | 中(事務職は高め) | 低 | 高 |
| 研修・教育 | 充実している場合あり | OJT中心 | 限定的 |
無期雇用派遣事務職に向いている人・注意点
向いている人
- 未経験から大手企業で事務スキルを磨きたい方
- 正社員転職までの「つなぎ」で安定収入を得たい方
- 派遣会社が提供する研修を活用したい方
注意すべき点
- 派遣会社選びが命:賞与・待機給与・研修制度は会社ごとに大きく異なります
- 事務職は待機リスク高め:施工管理などの専門職より案件が途切れやすい
- 正社員転職には実績+スキル証明が必要:派遣歴だけでは不十分
無期雇用派遣は「登録型派遣より安定、正社員より柔軟」という中間的な選択肢です。事務職未経験者にとっては実務経験を積む格好の機会ですが、派遣会社の待遇条件を入念に比較することが成功の鍵となります。
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