2025/05/17
20代で“やりたいことが分からない”のは普通です
1. はじめに
「やりたいことが分からないまま、社会人になってしまった…」
「転職したいけど、自分が何をしたいのか分からない…」
そんな不安を抱える20代の声は、決して少なくありません。むしろ、“やりたいことが明確な人の方が少数派”です。
本記事では、20代でやりたいことが分からなくて当然な理由と、その上でどのようにキャリアを築いていくかの考え方・行動ステップをわかりやすく解説します。
2. 「やりたいことが分からない」はよくある悩み
2-1. 社会経験が少ないからこそ見えにくい
学生時代までの世界は、実際の社会と比べて非常に限られています。その中で「本当にやりたいこと」を見つけるのは難しいのが当然です。
2-2. 情報が多すぎて選べなくなっている
SNSや就活サイトを見れば、「好きなことで生きていく」や「自己実現」が理想とされがち。でも、現実は“自分で体験して初めて分かること”も多いのです。
2-3. 比較されすぎて自信が持てなくなる
周囲の「夢を叶えた人」や「仕事が楽しい人」と比べて落ち込むこともありますが、それは表面だけを見ている場合がほとんど。キャリアは人それぞれのペースで進むものです。
3. 焦らなくて大丈夫。キャリアは“仮説と検証”で進めばいい
3-1. 最初から正解を当てなくていい
やりたいことは、「最初から決まっているもの」ではなく、“経験を積みながら見つかるもの”です。
最初の仕事が“ぴったりの天職”である必要はありません。
3-2. 興味ベースで「仮の方向」を決めてみる
- 人と関わる仕事が好きかも? → 接客、営業、人材系など
- コツコツ作業が向いている? → 事務、IT、製造系など
自分の「気になる・得意かも」をきっかけに、まずは一歩踏み出すことが重要です。
3-3. 体験しながら“検証”していけばOK
実際に働いてみて「向いてる」「違うかも」と感じることも全て、キャリアにとっては貴重な“データ”です。やりたいことは、試しながら少しずつ輪郭が見えてくるものです。
4. 具体的にやってみたいことがないときの行動ステップ
ステップ1:自分の経験を棚卸しする
- アルバイト、部活、インターンなどを振り返る
- どんな時に楽しかった?評価された?
ステップ2:「興味の方向性」を広くリストアップ
「人と話すのが好き」「1人で集中するのが好き」など感覚的でもOK
ステップ3:求人を見て「働くイメージ」を増やす
興味あるワードで求人を検索し、どんな仕事があるかを把握する
ステップ4:相談してみる
キャリアアドバイザーや友人、先輩など、信頼できる人に話してみると気づきがあることも
5. イーチキャリアのサポート
株式会社イーチキャリアでは、
- やりたいことが分からない方のためのキャリアカウンセリング
- 経験・性格に合った求人の提案
- 履歴書・職務経歴書のサポート
を無料で行っています。「何がしたいのか分からない」そんな時こそ、一人で抱え込まず、ぜひご相談ください。
6. まとめ
20代でやりたいことが分からないのは、ごく自然なことです。
- 経験が少ないからこそ見えていないだけ
- “仮説と検証”を繰り返してキャリアを見つけていけばOK
- 小さな行動が次の発見につながる
焦らず、遠回りも楽しみながら、あなたのペースで進んでいきましょう。
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