2025/04/11
事務職から営業職へ。“人と話すのが好き”だけじゃない適性の話
1. はじめに
「人と話すのが好きだから営業職も向いているかも」と思ったことはありませんか?事務職から営業職にキャリアチェンジを考える際、確かにコミュニケーション力は重要ですが、それだけで適性が決まるわけではありません。
本記事では、営業職に求められるスキルや性格の特徴を踏まえ、事務職経験者が営業職で活躍するための視点を紹介します。
2. 事務職と営業職の違い
2-1. 主な業務内容
- 事務職:社内文書の作成、データ入力、来客対応、備品管理など内勤中心。
- 営業職:新規開拓や既存顧客のフォロー、提案活動、商談、受注など対外的な活動が多い。
2-2. 仕事の成果の評価軸
- 事務職:正確性・スピード・安定性
- 営業職:売上・成果・人間関係の構築力
3. 営業職に向いている人の特徴
「人と話すのが好き」以外にも、営業に必要な資質は多岐にわたります。
3-1. 傾聴力と共感力
相手の話をじっくり聞いて、真意をくみ取る力は営業で不可欠。
「話すより聞く」が得意な人は、顧客のニーズを引き出すのに強い。
3-2. 論理的に物事を組み立てられる
顧客に提案する際には、情報を整理し筋道立てて説明する力が求められます。
資料作成やプレゼン経験がある人は活かせるポイントです。
3-3. 忍耐力と継続力
すぐに成果が出ない場面も多く、地道に関係性を築く姿勢が大切。
一つひとつの業務に丁寧に取り組める事務経験者は強みになります。
3-4. 自己管理とスケジュール力
アポの設定や営業活動のスケジューリングを自分で管理する必要があるため、段取り上手な人は適性があります。
タスク管理が得意な事務職出身者は、この点で評価されやすいです。
4. 事務職から営業職へ転身する際の準備
4-1. 営業スタイルを理解する
- インサイドセールス(電話やメールで営業活動)
- ルート営業(既存顧客への定期訪問)
- ソリューション営業(課題解決型) 自分の性格に合った営業スタイルを選ぶと無理なく続けられます。
4-2. 自分の強みを棚卸しする
事務経験で培ったスキル(調整力、報連相、ミスのない仕事など)を、営業でどう活かせるか言語化しておく。
特にPCスキルやデータ分析能力は、デジタル営業やCRMツールの活用で差別化要因に。
4-3. 営業マインドを持つ
「売る」ではなく「役に立つ」という視点に切り替えることで、営業活動が前向きになります。
お客様の課題を解決する“パートナー”という姿勢が重要です。
5. まとめ
営業職は「話す力」だけでなく、事務職で培ったスキルも十分に活かせるフィールドです。
- 事務経験者の強み:正確なデータ処理、スケジュール管理、チーム連携能力
- 成功のカギ:業界知識のある分野を選ぶ、ルート営業から始める、デジタルツール活用
- 転職後の成長:OJTで実践力を養い、ソリューション営業へキャリアアップ
イーチキャリアのサポートを活用し、あなたらしいキャリアの可能性を広げてみましょう!
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